日本の幼稚園(上笙一郎 山崎朋子 ちくま学芸文庫)に保育所の誕生が記されています。
新潟静修学校附設保育所が新潟市東港町において1890年6月に、はじめて出来ました。
男性保育者は保育所誕生から約78年遅れて、1968年京都で誕生しました。
1969年第1回合研で「保父の会準備会」をつくり、
1974年31人の男性保育者が集まって男性保育者連絡会を結成しました。
「同一資格・同一賃金・同一職務」という要求で75年に初の厚生省交渉も行いました。
全国交流集会は第1回名古屋34名参加(1975年11月)、第2回京都80名参加(1976年10月)、
第3回岐阜(1984年)、それ以後2年に1回開催され、東京、大阪、名古屋となっています。
2003年は、第12回埼玉で行われました。2005年は滋賀で行われることに決定しました。
男性保育者の中で男性保育者として、いくつまでやれるだろうかということが、よく話題になっていました。
定年までやれるのだろうかという不安を消し飛ばしてくれたのが、
朱い実保育園の福本氏で2003年3月に定年退職を迎えられ、
定年まで現役でやれるのだというところを示してくれました。